甲斐国【富士山】

 〜神の住む山〜

《ご挨拶》
甲斐国(山梨)にて代筆屋を営んでおります
『風雲書やをら』と申します
足をお運びいただきありがとうございます

ここ甲斐国は周囲を雄大な山々に囲まれ
山より生まれいづる清流が大地を潤し
大自然の神々宿るうつくしの地であります

日本のうつくしき景観
日本のうつくしき伝統
日本のうつくしき言葉

数多の時を経て永久に傳え続けられてきた
日本のうつくしき古の世界に
日々心躍らせながら筆を走らせる

自分の思ひと相手の心を繋ぐ”むすひ”の作業
善き緊張感と善き高揚感

一早く効率よく無駄なく
結果を出そうと生き急ぐやうな今世
容易に活字が飛び交う今世

たいせつな何かを置いてきてはいませんか

こころは追いついていますか

どんなに時代が進んでも
手に宿る温もりは何にも替え難いもの
赤ちゃんの特効薬は母の手当て

温もりある手書きのふみは
母の手当てと一緒
「ありがとう」
「ごめんね」
「さびしいよ」
「つらいな」
「大丈夫だよ」
「身体大事に」
「待ってるよ」
「応援しているよ」
「見守っているよ」
「大好きだよ」

伝えたい思ひ
書きだすと何かに導かれるように言葉が降りてくる
それは宇宙とつながる意思
人間界の言葉で伝えようとすると伝わらない
宇宙と繋がることだまは相手の魂に響く

目に見える世界

目に見えぬ世界

活字では届かない
手書きの魔法

今こころにある素直なおもひ
誰かに伝えたい素直なおもひ
そのおもひことだまにし
風に乗せそっと空に飛ばそ

あなたのことだまは大きな力を宿しています
どうぞそのおこころ大切な御方へ届けてください

ことだま大切にお預かりし 代筆いたします

  甲斐国代筆屋 風雲書やをら

          やをら…ゆっくり。静かに。そっと。源氏物語などにも見られる古くから使われていた古語。